お堀の蓮




“ お堀の蓮が見頃 ”
その記事を目にしてからずっと観に行きたくて、ようやく先日行ってきました
車を降りるときに見上げた空には黒雲
にわかに雨が降り出しました
このところ天候の変化がとても激しいですね
日傘を携帯して正解

雨の中でも蓮は美しかったです
白い花はもちろん
茎は枝を広げることなく一本、水面からすっくと真っ直ぐ伸びていて
葉はとても大きく直径30センチくらいの 中央がやや窪んだ丸い形
その窪みに朝露なのか雨水なのか
水が溜まってまた美しい
まさしく水玉
この清廉潔白な美しさを見ていたら
蓮の花になりなさい
という言葉の意味がわかる気がします


このお堀の水や川
当たり前のように水が流れているけれど
もともと佐賀には大きな川がなく大規模な治水事業によって水を引き市内が潤うようになったそうです
水をなくしては生活もできない
生活や農業用水として水がある暮らしを営めるようになり
当時の佐賀はどれだけ生活が変わっただろう


だけど、水によって生活ができなくなることもあります

7月に入ってすぐ中学の頃の7月2日の洪水のことを思い出しました
それに5年前の八女の水害のことも
どちらも7月だったから
何も起きないとよいなと思っていたところに今回の大豪雨

こうやってありえないことがまた突然起きるのです
こういう災害が起こると何も言葉を発することができなくなる
あれから毎朝筑後川の橋を渡りながら
溢れそうな濁流の水位が下がり、
水の色が戻ることを願うしかありませんでした
現代の科学や技術をもってしても
自然には及ばないのだとまた痛感

すぐそばで大豪雨、近くでは地震や噴火
九州だけでなく日本、世界各地で自然災害は多発していて
九州は、日本は、世界は、地球は大丈夫なのだろうかとふと漠然とした不安に陥る

それでも朝はやってくるし
いつものように生活するわたしたち

心構えと備えが肝要


人が自然とつながりを感じるときに
心が癒されるものである

そう書かれていた本の一節は
晴れた日の穏やかな日常の中に於いて納得できたけど、このところ素直に読み取れない
自然や今ある暮らしに対し
感謝の念や謙虚さを抱くことが心を鎮めることになるということなのだろうか

可憐な白い蓮を前に少し考えてみた
正解はわからないけど
考えることは大事な行為

その日の午後には梅雨明けしました


この不安定な天候が終わり
早く被災した地域が復興していくことを心より願います
Nature - -
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